令和2年度 アクロス利用者アンケート結果から
2021年1〜2月、皆さまのご協力で実施したアンケートの結果について、
一部ご紹介いたします。詳細はアクロス受付で閲覧いただけます。
(1)アンケート回答者数
@ 今回は、344名の利用者にアンケートの回答をいただきました。
A 令和2年度の回答者数は、新型コロナ感染症拡大防止のため貸室利用の自粛
や中止要請が影響したため、アンケート数も昨年より少なくなりました。
H19年度 | H20年度 | H21年度 | H22年度 | H23年度 | H24年度 | H25年度 |
278人 | 330人 | 410人 | 466人 | 610人 | 625人 | 625人 |
H26年度 | H27年度 | H28年度 | H29年度 | H30年度 | R元年度 | R2年度 |
691人 | 715人 | 720人 | 726人 | 747人 | 483人 | 344人 |
(2)施設利用者の姿から
@ 利用者の約70%が60才以上、性別では約8割が女性です。
A 「現役世代(20代〜50代)」の利用は全体の30%、また「若年層(19歳以下)」
の利用も2.4%あります。
幅広い年齢層に利用されている施設となっています。
B 利用者の7割以上が大東市民です。また、駅前の施設ということもあり市外か
らの利用者も多くいます。こうしたことから、市内全域から利用者が集まりや
すく、広域的にも利用されている施設ということがわかります。
(3)施設へのアクセス、市民センターとしての役割
@ 施設までの交通手段は、自転車・徒歩で5割強、電車2割強、マイカー1割弱
となっています。これは、駅周辺の交通網も反映しており、今後もあまり変化
しないと思われます。
A 今年度は新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、活動拠点としての機能
も発揮しづらい状況となりました。
それでも、緩和された際には利用や活動を待ちわびていた方々から喜びや安堵
の声が寄せられ、コロナ禍での活動の仕方や安心安全な利用方法等も含め、更
なる情報発信が必要だと感じました。
(4)施設利用の状況、満足度
@ 施設利用の6割強が「サークル・団体活動」であり、グループでの活動が利用
の大きな柱となっています。
A 「アクロス主催事業の参加・申込」が2番目に多く、続いて「ギャラリーの展
示、見学」が3番目に多くなっています。昨年度に比べ15%に伸びており、広
報や周知方法を見直した結果も影響したと考えます。
B 利用頻度では、月1回以上を定期的に利用される方が全体の5割程度で、利用
者の中心層になっています。
C 利用者の満足度は、「満足」「やや満足」の割合が8割と高い数値になってい
ます。アンケート回答数が前年度に比べ少ない中、「満足」「やや満足」が若
干増えました。
H22年度 | H24年度 | H26年度 | H28年度 | H30年度 | R1年度 | R2年度 | |
満足・ やや満足 | 74.7% | 72.4% | 75.2% | 73.6% | 75.6% | 78.3% | 78.2% |
普通 | 23.9% | 28.7% | 23.6% | 26.3% | 24.1% | 21.2% | 21.5% |
不満・ やや不満 |
1.4% | 0.9% | 1.2% | 0.2% | 0.3% | 0.5% | 0.3% |
(5)アクロスからの情報発信
@ アクロスの情報発信ツールのうち、見ている人が多いのは、「市広報」、
「通信・チラシ(駅以外)」「アクロス電光掲示板」です。
A 特にホームページ、メールマガジンは昨年度に比べ3%伸びており、今後も増
加していくと予想されます。また、今年度はYouTube「アクロスチャンネル」
を新しく開設し、新たな広報ツールとして活用を始めました。
(6)市民活動への支援希望
@ 市民活動支援策として求められていることは、「活動支援講座の開講」、
「サークル・団体活動の紹介・PR」、「活動スペースの充実」などサークル活
動の継続に向けての支援でした。
A 今後も、コロナ過ではありますが、市民活動の支援になる取り組みを継続して
行い、安全且つ、より効果的な支援方法を検討していきます。
令和2年度アクロス利用者アンケート用紙(PDF:0.6MB)
令和2年度アクロス利用者アンケート結果報告書(PDF:2.0MB)